窒素ガス発生装置(環境制御機器)

PSA式窒素ガス発生装置

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1. 概要

 ガスタンカー・ケミカルタンカー等の高品質貨物を運ぶ船舶は、常に貨物タンク内の雰囲気を不燃性状態であることが要求されています。また貨物の空気接触による製品劣化予防としてN2ガス等によるガスパージなど、窒素ガスは多くの用途で使用されてきました。

 我々は、産業ガスメーカ最大手の大陽日酸社と長年開発改良を重ね、コンパクトで電力消費の少ない船舶用PSA (Pressure Swing Adsorption)式窒素ガス発生装置の開発に成功しました。

 装置は、小容量から大容量まで、又、低純度から高純度まであらゆるニーズに対応できます。

2. 特徴

  • 窒素濃度95%での大容量制御が可能。
  • 窒素濃度(流量)の段階制御が可能。
  • 大容量95%から高純度99.9%まで、遠隔、自動制御で窒素ガスを供給が可能。
  • PSA制御盤はもちろんのこと、離れた制御室での流量/酸素濃度制御が可能。
  • 低圧空気圧縮機(0.86MPa)の採用で安全性が高く、機器のへの負担を軽減。
  • 原料空気の低露点化(Dry Air)や油分・不純物の厳重な管理システムを採用。
  • 吸着剤の経年劣化や粉化を防止する特種構造。
  • 自然原料のヤシ殻を原料とした活性炭をペレット状に特殊加工し、特別な充填方法によって充填することにより、吸着剤の粉化防止に成功しました。
  • PSAユニットの定期交換部品は、エアーフィルターエレメントだけで長寿命共通PSA吸着塔は特殊吸着剤の採用により夢のメンテナンスフリーを実現しました。
  • 低消費電力化と、コンパクト化に成功。
PSA式窒素ガス発生装置 PSA式窒素ガス発生装置ラインナップ 多塔式PSAのメカニズム
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